2019年10月2日水曜日

そのさんびゃくろくじゅうさん

久しぶりに、松本敏将さん(tobaccojuice,くふき)のライブを行わせて頂くことになりました。


松本敏将 弾き語り『後の月』

10/18(金) EL NAGUE (19:30〜)
10/20(日) JK富田 (19:30〜)
※投銭制(要1オーダー)

お問い合わせ
Quackery Records (quackeryrecords.echo@gmail.com)




◆EL NAGUE (エルナージ)
大阪市淀川区野中北1丁目4-19
阪急宝塚線 三国駅より徒歩約10分

◆JK富田 (ジェイケーとんだ)
大阪府高槻市寿町3-3-14
阪急京都線 富田駅より徒歩約15分


となっております。
両日ともに、投げ銭ライブになります。(要1オーダー)
予約は必要ございませんが、満員になりますと立ち見になってしまいます。お越しになられる方はお早めの来店にご協力ください。

ちなみに、催しタイトルの『後の月』(のちのつき)とは、秋のこの頃合いの季語です。松本さん、月好きなのでいろいろ思案致しました。意味も素敵なので、調べてみてください。


ぜひお越しください!素晴らしい音楽がお待ちしております。
よろしくお願いいたします。



2019年9月1日日曜日

そのさんびゃくろくじゅうに

「ラジカセ欲しいなぁ」と思いながらラジオをiPhoneで聴いてたら、番組のゲストの方が『今欲しいもの』という質問に「CDラジカセ」と答えていらっしゃって、シンクロしました。

ワシはCDラジカセで育った世代なので、今でもあの音は特別です。ちょっと手とか足が当たったらCDの音が飛んだり、カセットテープにダビングしたら音が割れてたり。

そういうの、好きです。自然な感じ。

やがて自分で稼いだお金で、他の人よりかはほんの少しだけ高級なステレオコンポを買いましたが、それはもうカセットテープを聴くことが出来なくなっていて、代わりにMDが聴けました。

今では、MDはカセットテープよりも聴くのが難しいですね。反対に、レコードがカセットテープよりも聴くことが容易になってるなんて、想像もしていない時代でした。

、、、

初めて自分で曲を作れた日のことを、今でもよく覚えています。

少し早めに目覚めた朝、学校へ行くまでの時間にギターを弾いていました。そしたら、なんとなく弾いていたギターコードの流れに、メロディーが乗ってきました。

そのコードとメロディーを忘れるわけにはいかないと思って、学校へは行かず、ずっとギターを弾いて頭の中をメロディーで満たして、しかるべき時間に電気屋さんへ行って、一番安いテープレコーダーを買いました。

そして、家へ帰ってからその"音楽"をテープレコーダーに収めました。

今では携帯電話にも録音機能が付いてたりもするので、簡単な作業になってしまいましたが、ワシはあの日、喜びに満ちた顔でテープレコーダーを買いに行った鮮やかな日を、ずっと忘れません。

、、、

、、、、、

なのに、その日初めて作った"音楽"は、今ではもう覚えていません。どんな音楽だったのかなぁ。

カセットテープ、好き。

2019年6月23日日曜日

そのさんびゃくろくじゅういち

ふふふ。

ふふふ。

うふふ。



今日はY一家にお呼ばれして頂いて、晩ごはんをご馳走になってきました。

ごはん、美味しかったです!えーと、ハワイのポキ(?)とかいうごはんのんとか、鶏肉を焼いてバルサミコ酢かけて食べるんとか、生春巻きのんとか。自分もごはん作るから分かりますが、手が込んでいて作るの大変だったろうなぁ…。と感謝です。

ごはんを食べ終わってから、あれやこれやお話してたりしたら、灯りが少し暗くなって、「?」と思ってたら、奥さんのRねぇが歌いながらケーキを持ってきてくれて、みんなでお祝いしてくれました。

今月、誕生日なんです。

誕生日は25日なので、そんなことは頭に全くなく、めちゃくちゃびっくりしました。嬉しくて嬉しくて。

甥っ子がワシと誕生日が同じということもあるので、もう何十年と誕生日ケーキは食べてきましたが、今年はひとりだし、ケーキはなしかな、と思ってました。それが寂しかったのですが(ひとりで北山のマールブランシュ攻めたろかなとかは考えた)、こんなにワイワイとケーキを、しかもパンダのケーキを囲めるとは思ってもみなかったです。

プレゼントまで頂いて、ほんとにありがとう。

嬉しいからもう1枚。


この前、美帆さんのお店へ飲みに行って「そういえばニッシーさんていくつなんですか?年齢不詳です」と言われたのですが、今年で40歳になります。

ワシはこの「40歳」という年齢になるのが凄く恐怖で、避けたかったんですが、そうもいかず。

『ピーターパンシンドローム気取りか!』

と言われてしまいそうですが、ワシ自身の心の年齢は19歳で止まってるんです。

それは、ワシのほとんど全ての価値観や正義観、恋愛観や音楽観、芸術観もそうですが、そういった類のものを形作った年齢が19歳なのです。だから、そこで止まったまんまなんです。

もちろんそれ以降に参考になったことや勉強になったこと、知ったこと、たくさんありますが、基本は19歳のままです。

19歳当時のワシしか知らない人間はほぼいませんが、2人ほど30歳を越えてから会ったことがあります。2人とも「お前は変わらへんなぁ」と言ってました。それが良いのか悪いのかのかは、ワシにとってはどうでもいいことです。

40歳、怖くて怖くて、どうしようって思い詰めていて、とんでもなくくだらないことをしてしまい、沢山の方にご迷惑をおかけしてしまいましたが、今日このケーキを出してくれたY一家の気持ち、それも、とてつもなく大きくて広い愛情を伴った、このパンダのケーキを見て「大丈夫!ワシ、大丈夫🐼」と本気で思えました。

何かに悩んだり困ったり行き詰まった時、人は自分の決断やちからだけで乗り切れれば、それがいちばん良い事なのかもしれませんが、ワシはこうして向き合ってくれたり、助けてくれたり、背中を押してくれる、自分にとって誇れる仲間が一緒に居てくれる方が幸せです。『楽だから』ということでは決してなく。バンド気質なのかな。

最終バスで帰る時、帰りはいつも旦那さんのYちゃんがバス停まで送ってくれて、バスが来るまでお話してくれます。その僅かな時間も愛おしくて。バスが来ると寂しくて。

娘さんのAちゃんの、結末で思わず本気で叫んでしまった漫画も見せてくれました。あれは、才能があるのではなかろうか…。本気でびっくりしてしもた…。

Y一家、総出でいつも暖かく迎え入れてくれます。本当に嬉しくて、有り難くて、ワシはそんな一家を愛してます。いつもありがとうございます。