2020年4月24日金曜日

そのさんびゃくななじゅうに

荒井良二【Drawing】

Drawing : 荒井良二/Ryoji Arai
Music: にっSUN
Edit&Planning : 石川武志/Takeshi Ishikawa

https://youtu.be/PGFlp0RikAA

 荒井良二さんのドローイング動画、ご覧頂けているでしょうか。ワシは毎日曲作りに励んでいます。

 並行して、歌のない楽曲ではなく、歌を1曲作りました。久しぶりにギターに弦を張り、その場で適当に弾いたコードで適当に乗せた歌詞が、そのままその歌になりました。

 楽曲の作り方はミュージシャンの数だけあると思います。ワシは高校一年生で曲作りを始めた当初は、なんとなく繋がりがいいコードをギターで弾いて、それなりになったら『ららら』のような言葉ではないものをギターを弾きながら歌い、それがメロディーになったら歌詞を後で付けていました。

 2,3年経ってからは、編曲を先に組み立て、そこへメロディーと歌詞を乗せるようになりました。

 他には、頭の中だけで完全に完成したものも何曲かあります。何故だか電車に乗ってぼーっとしてると出来上がります。そういう時は、メロディーもコードも歌詞も編曲も、全部出来上がります。これがいつも出来れば理想です。

 今回はパッと弾いたギターに乗ったことばがそのまま動き出し、歌詞とメロディー両方同時で作ることができました。編曲はやっていないです。今はそこまで手が回らない…。

 大好きなAIRさんが「メロディーに乗せて詞を書くことも意味がないからやめた」と歌いましたが、そんな感覚がぴったりくるような作曲でした。ことばがスイスイ浮かんで、メロディーも同時にスイスイ。メロディーがあればコードは勝手に付くし、逆もまた然り。

 後で驚いたのが、歌詞が練りに練ったような巧さがあり、何にも考えてない箇所までもが、別のことばとリンクしていたりして、びっくりしました。でもこれは多分、自分のことばのボキャブラリーが限られた中、25年も続けている詩を書くことの癖みたいなものが影響しているんじゃないかなぁと思います。

 良い歌が出来あがりました。聴いて頂ける機会があるかは今のところなんとも言えないですが、これぞにっSUNの歌、というようなものです。バンド用の歌じゃない。

 仮歌録って何回も聴いてます。
明日も曲作り。何曲出来るかなぁ。集中すると嫌なことも忘れられるから、それはちょっとまだラッキーです。