2014年6月24日火曜日

そのにひゃくじゅうきゅう


ワシの作る物に「アニマルシルエット」物があります。

 これは猫です。

 こちらはキタキツネ。

イルカなんかも作ってみました。


子供の頃から「シルエット」とか「影」が大好きでした。
幼稚園のお遊戯で遊ぶ影絵はとても楽しかった思いがあります。

シルエットとか影って、形だけしか見えなくてそのものが何かを把握するのに、ほんの少しの想像力が必要だと思います。
ぱっと見て分かるものも少し時間をかけてから分かるものも、それ自体の輪郭の中身は塗りつぶされています。

そういう想像力を働かせるような「形」が好きなのかも知れません。


safarisというバンドをやっている時、バンドイメージの画像で動物たちのシルエットが集まった画像がありました。

そんな色々が絡んで、今もシルエットの物を作るのかなぁと思っています。

作るのはなかなか難しいです。輪郭だけだから、いざ輪郭を描いてみてもそれが「なんだこれ」としか思えないようなことも多々あります。

ちなみに、シルエットは図鑑とか画像からトレースしております。絵が下手くそだし、トレースした方がリアルになるからです。
でもあまりシルエットが良くないと、あとで尻尾とか付け足したり、多少形を変えることはあります。


今日はドーベルマンを作りました。


まずは輪郭を描きます。今回はこの時点で「ドーベルマン」て分かるような感じだったので、そのまま作業を続けました。

トレースしたものを切り取ります。

フェルトの登場です。基本的に厚みのないフェルトを使っているので、何枚か貼り合わせて作ります。

型を切り取りました。画像は3枚のフェルトのように見えますが、実際は黒のフェルトと緑のフェルトを既に貼り合わせています。

全部貼り合わせました。フェルト4枚重ねで、厚みと頑丈さ、少しの色のアクセントを出します。

今まではそれぞれ1枚ずつ型を切り取らずに、1枚だけ切ったフェルトをそのまま別のフェルトに貼り付けてその後にハサミで切り取っていたのですが、そうするとどうしても形が丸くなりがちなので、今回は全枚数分の型を切り取ってから貼り合わせてみました。

この後は綺麗になるように小さなハサミで余分な部分を切ります。「バリ取り」みたいなものですね。

毛羽立ったようなところも同時に切って綺麗にします。

ドーベルマンシルエットキーホルダー。

今回はキーホルダーにしました。それもちょっと大きめ。
でもやっぱりちょっとポップになっちゃうのね。
結構気に入っています。


お好きなシルエットがあれば、キーホルダーやブローチを作ります。
オーダーなどあればこちらの「お問い合せ」からお気軽にご連絡下さい。

明日からは羊毛フェルトブローチの量産です。たくさん作らないと!