姪っ子の家で暮らしている、亀の「すーさん」がお亡くなりになってしまいました。
人間以外の生き物の「死」は、『亡くなる』ではなく、『死んだ』と表現するのが本来の言葉遣いなのですが、なんだかアホらしい分け方なので、ワシは人間以外でも「亡くなる」と言っています。
知らせは出先で昼ごはんを食べている時に知りました。
ごはんを食べながら、ポロポロと涙が流れてきました。少し恥ずかしかったです。
「すーさん」という名前はワシが名付けました。「鈴木」が本名です。ファミリーキャットこももさんが来た時、名前に「勅使河原」という名前を提案しましたが、即刻却下されました。
すーさんは、癒しでした。狭い水槽の中で、バタバタともがき、時に脱走したり。
夏場は大きなタライに移されましたが、タライの縁に手足をかけて、脱走。みんなで探すと、テレビ台の裏側で埃だらけになったりしていました。
歩くのも割と早くて、その歩き姿はかっこよかったです。
人間もそれ以外の生き物もそうなのですが、ワシは「死」に直面すると、何かひとつ物語が終わったような感覚になります。ぱーっとエンドロールが流れます。そのエンドロールは決してハッピーエンドなんかじゃなく、とても淋しいものです。
一番気に入ってる写真。
微妙にこもも氏とツーショット。
すーさんは、楽しい生涯を送れたのかなぁ。
すーさん、ありがとう。また会おう。さよならなんて言わない。あの世できみに出会えたら、おっさん、嬉しいな。
今日はずっと泣いてる。
合掌