2016年7月27日水曜日

そのさんびゃくご

今日は、10日程前に四条大宮のイベントで知り合った「半熟BLOOD」というバンドのワンマンライブへ行ってきました。


会場は、元クラブジャングルでした。懐かしい。。。「ジャングルライフ」っていうフリーペーパー、今もあるのかなぁ?

さてさて、半熟BLOODは少し変則的な編成で、ストリートライブをする時はボーカルのなっちゃんとギターの葵ちゃんの2人でやるそうで、ライブハウスなどではベースとドラムを入れたりするみたいです。


イベントで観た時は、2人編成でした。普段、フリーライブやストリートライブを観ても、ワシはほとんどピンとくる人たちに出逢わないのだけれど、2人の音楽はピンときました。

そしてオススメのCDを購入。そのCDを聴いて、「ピン」が、「ビンビン」になりました。

「北神急行電鉄」という鉄道会社のマスコットキャラクター「北神弓子」というキャラクターの応援ソング『恋のトンネル』という曲です。

この曲、よく出来てて、歌詞のストーリー性、メロディのポップさ、とても素晴らしいと思いました。サビのコード進行が、「E / B / C#m / A」の曲は好き。

中でも特にワシが気に入ったのが、ボーカルのなっちゃんの声です。甘い声。

まだ彼女のことはあまり分からないけれど、どこかで習ったのか天性のものなのか、その声は「一流」です。

もちろん、人それぞれ好きな声、そうでない声とかあると思いますが、一流だと思ったのはそういう面ではなく、声のノビ、張り、艶、ブレスのタイミング、発生の仕方、などなど。

その声がクセになって、恋のトンネルをワシは10日で300回以上聴いています。


そして今日のワンマンライブ。もちろん知ってる曲はほとんどありません。イベントの時も5曲くらいしかやらなかったし、恋のトンネル以外はそのイベントで一回こっきり聴いただけ。(YouTubeは一通り観ました)

今夜驚いたのは、作曲担当の葵ちゃんのメロディのバリエーションと変拍子の使い方の巧さ。そしてなっちゃんの魂を込めて音に入り込む姿。

特に気に入った曲は、「おとぎ話に住む方法」という曲。メンバーの曲への入り込み方が凄まじかったです。かっこよかった。


後は新しいCDのクレヨン。曲の説明も共感しました。それから、CDを買った「鯉心」。この曲かっこいい。


ワシは、人を見る時も音楽を聴く時も、その人の「闇の部分」を探すのですけど、何故だか半熟BLOODには闇が感じられないです。いや、正確にはあるのだけど、「感じられない」のです。
自分にとってこれは凄く稀な事で、闇を感じられないものにはあまり惹かれないのですが、彼女たちの奏でる音楽と人間性には凄く惹かれています。

なんでかなぁ( ? _ ? ) 不思議。




とっても良いライブでした。半熟BLOODの世界観がしっかりそこには存在していました。しっかりしっかり。なっちゃん、きみは今夜とってもキラキラ輝いてたよ。
恋のトンネル、歌ったのだけど、気づいたかなぁ?

まあ、ファンですわ。

というわけで、早速ライブオファーを出しました。まだ『El Nague 音楽会 vol.3』も終わってないけど、ワシの中では『vol.4』が動き出しています。そんでもって、『vol.4』にはいよいよあの人を呼ぼうかなぁと勝手に画策しています。まだEcho of the SUNのメンバーにも言ってないです。

どうなるかなぁ。

帰り、ライブハウスの入り口でなっちゃんのお母様と少しお話しました。その時間、なんだか良かったです。