2016年4月8日金曜日

そのにひゃくななじゅうなな

ピック。

指だけでギターを弾くギタリストもいらっしゃいますが、ワシはピック弾きです。指では弾けませぬ…。

写真のピックは、うーん、もうかれこれ10年くらい同じメーカーのものを使っています。「CLAYTON」というところのものです。

ピックと言えば、バンドのメンバーオリジナルピックがあったり、近頃ではゆるキャラのものもあります。

更には高級な素材で作られているものもあったりします。

ワシの使ってるこれは、通常値段で税込¥108です。まあ普通のお値段ですね。

ただ、なぜこれを10年も使ってるかと言うと、確実に「音が違う」からです。

ギターをピックで弾いたことのない方はよく分からないだろうけど、ピック1枚でギターの音は劇的に変わります。

ワシがこれを使ってる感想は、音の一音一音の粒立ちがよく、ジャーン!と弾いた時の音のまとまり方が好きです。

そして今悩んでいるのですが、それは「厚み(薄さ)」です。

エレキギターを弾いていた頃は、0.72mmのものを使っていました。たまに売り切れてたりする場合は、1ゲージ上げた0.80mmを使っていました。

さて、去年新しくギターを買ったのですが、そのギターに合うピックの厚さが決まらないのです。

今の所、0.56mm、0.72mm、0.80mmの3種類を用意しました。
はなからメーカーを変えようかなぁと試しましたが、結局はこれに落ち着きました。厚さには落ち着いてないけれど。

ワシは指がすごく乾燥していて、よく演奏中にピックを落とします。厚さがあって、硬ければ硬いほど、落とす確率は高くなります。

なので今回は初めて0.56mmという比較的薄い部類のゲージを買ってみましたが、確かに落とす確率は下がりましたが、音がどうも薄っぺらい。ピックに厚みがなくて、音にも厚みがないような。

そこで、今ここにある3種類の真ん中の0.72mmの出番なのですが、これだけ形が違います。「ティアドロップ型」と言います。、、、単なるお店の品切れですが…。

なるべくトライアングル型が自分には合ってるので、おそろくは0.72mmに落ち着くのだろうと思います。お店屋さん、仕入れて下さい。


楽器はデリケートなもので、音の変化はこういうところにも表れます。それもまた面白いですね。

ちなみに、ピックの選び方は、指で10cmくらいの高さから落とした時に、乾燥した音がするものが良いです。

もちろん好みの問題もあるので、お気に入りのアーティストモデルなんかを使うのも良いでしょう。