2014年8月9日土曜日

そのにひゃくさんじゅうろく

3日前の事だけれど、大阪から旧友が遊びに来てくれました。会うのはきっと7,8年ぶりだったと思います。

「八坂神社へ行きたい」ということだったので向かいました。


ううむ、立派であります。

神社の脇で子猫がにゃあにゃあ鳴いていました。近ずくと、ずいぶん衰弱している様子。
触っても逃げないで、むしろすり寄ってくるくらいでした。

抱きかかえてみると目やにがすごかったので、指を濡らしてぬぐってあげました。

こっちが離れようとしてもよちよちと付いて来ようとします。まいりました。

こんな時はどうすればいいのでしょうか。動物病院へ連れて行くお金もないし、自分で保護することもできないし(ペット禁止)、お役所は、、、ねえ…。

ともかく何か食べさせようと考えて、近くのコンビニで猫缶を買って戻りました。

缶詰を開けて中身を取り出して食べさせました。がっつくとまではいかなくとも、ちゃんと食べてました。

これ以上は本当にどうするのが良いのか分からなかったので、ワシらは神社へお参りに。

15分ほどして戻ると、女の子三人が子猫を取り囲んでました。まああんまり良い囲み方じゃない感じ。

猫は猫缶を半分ほど食べて、さっきとは違って少し動けるようになっていました。それどころか囲まれている女の子たちを物凄く警戒している様子で、ほとんど動けなかったのに、ひょいとジャンプして茂みの中に消えていきました。

ワシらにはすり寄ってきたり付いて来ようとするくらいだったのに。きっとその女の子たちは「何か」を纏っていたのだと真剣に思います。動物は敏感です。その「何か」を察知して逃げたに違いありません。

ともかく、うまく生きていってほしいです。何もしてやれなかったけれど、また会えたら会おう。



こんな時、どうすればいいのでしょうか。ワシには分かりません。野良猫には野良猫の生き方があります。人間には人間のできる範囲があります。それぞれ「やっていいこと悪いこと」がきっとあります。

どうすればいいのでしょうか。

ブログ連投「猫のこと」。