2013年3月25日月曜日

そのひゃくはち

ふさ〜

ふさ〜

ふさふさ〜

ふさ〜

ふさふ〜


金曜日、京都のSOLE CAFEへtobaccojuiceの松本敏将さんのふさふさ弾き語りを観に行きました。


松本さんの歌を聴くと、自分のバリアーがばりばり破られていくみたいになります。バリアーが破られたワシは、カラを剥いたつるつるのゆでたまごの白身みたいになります。つるりん。

日曜日、大阪の新町のcafe Roomへ『春のふさふさ天国』を観に行きました。
松本さんとtobaccojuiceのギタリストのおおくぼさん、ドラムスの脇山さんが今やってるLiquidというバンドが一緒の催し。



その場で起こった全部がとっても優しくて、楽しい気持ちはもちろんあって、その向こうに嬉しさをワシは感じました。
「あ〜、幸せやなぁ。」って思いました。それは中々感じることのできない気持ちでした。

5人で奏でてくれた音楽、ずっと続けばいいのにって思いました。ずっとずっと続いて、何分か何時間か何日か何年か経ったら、そこの輪にワシも入れてもらうんです。そしてどんどんどんどんみんなも音楽を聴く人から奏でる人に変わるのです。
最後は出演者もお客さんもお店の人も、新なにわ筋を散歩してる犬も、cafeの上空を飛んでる鳥も、みんなみんなひとつの塊になってゴロゴロと転がっていくのです。


去年、松本さんを東京からお招きしてEL NAGUEでやった『音楽の魔法と不思議なごはんパーティー』の時に、出演者全員でtobaccojuiceの「トライアングル」という曲を演奏しました。ワシはトライアングルを買い、そのケースに松本さんにサインをして頂きました。

それから2ヶ月経ち、今度は初めてお会いしたおおくぼさんに、そのケースにまたサインを頂きました。今日は初めてお会いした脇山さんにサインを頂きました。トライアングルのケースに3人のサインがトライアングルに並びました。
トライアングルケースだけじゃなく、tobaccojuiceの「HAPPY REBIRTHDAY」というアルバムにもお三方からサインを頂きました。このアルバムはワシが初めて聴いたtobaccojuiceのアルバムでした。

大袈裟じゃなくて、このアルバムがなかったら、ワシはきっと2年か3年前に壊れてるか居なくなってたと思ってます。
今は活動を休止してるtobaccojuiceというバンドをワシはライブで観たことはなく、好きになってからずっとヘッドフォンの向こうから耳に流れる音の世界を聴くことだけしかできなかったけれど、松本さんに出会い、おおくぼさんに出会い、脇山さんに会えて(ほとんどお話できなかったけど)、初めてヘッドフォンからみんなが飛び出してきました。

それはいろんな感情を飛び越えて、、、うーむ、どう表現すればいいか分からないや。

この人たちはワシのヒーローなのです。


おおくぼさんのグッズを買いました。やっぱり顔を合わせて買いたいのです。もう全部ぜーんぶ欲しかった!!


松本さんが、去年のイベントでザ・ソロシップスで演奏した曲のことを覚えていてくれて、「いい曲作りましたね。」って言ってくれて凄く嬉しかったです。
一緒にやりたいねっておおくぼさんも言ってくれて凄く嬉しかったです。それは叶えます。必ず叶えます。


夜はLiquidのライブへおおくぼさんと松本さんも混じって演るってことだったのだけれど、先に約束してたstructのミニ四駆大会があったので断念しました。そのままの流れでかっこいいLiquidのライブ観たら倒れていたかも知れないので、今日はこれくらいで良かったのかも知れません。

皆さんと握手したり抱き合ったりしてお別れし、リキと寺さんと公園でバンドの話をしました。「脇山さんの表現力が凄かったなぁ!」とか、「ガーベラのイントロのおおくぼさんのギターの音かっこよかったなぁ!」とか、「松本さんは最高の歌い手や!」とか。

tobaccojuiceの「ランデブー」という曲を生で聴けてよかったです。ずっとずっとワシの身体を縛りつけていた鎖が断ち切れました。


今日は音楽だけじゃなくて、LiquidのウッドベースのKatsumiさんのとっても素敵な映像作品の上映、おおくぼさんの愉快なライブ絵本ドローイングと、どれもこれも最高でした。


この人たちはワシのヒーローなのです。