2012年10月28日日曜日

そのろくじゅうよん


ご報告が少し遅くなりましたが、大阪デザイナー専門学校学校祭での荒井良二さんとのライブペイント、無事に終了致しました。

今回は初めて一人での長時間の即興演奏だったので、不安がもの凄くありましたが、結果は大成功だったと思います。
バンドをしていた時に経験していた3時間もの演奏はとても疲れるものでしたが、今回はちっとも疲れませんでした。体感時間も半分くらいのものでした。

予定していた使用機材をうまくセットすることができなかったのですが、結果的にはそれが良かったと思いました。

長時間のライブペイントでは、観ている方も出たり入ったりとのんびり観るというのが今まで経験したライブペイントでの時間の流れでしたが、今回はそれもなかったです。皆さんずっとじっと時間に乗って描かれて流れていく絵を見つめていました。

今回は頂いた感想にもびっくりしました。思いのほか音楽を聴いてくれているんだなぁと知りました。ワシが仕掛けた音やタイミングを、皆さんとても理解していて下さいました。凄く嬉しかったです。

後半は加速させて仕掛けて、それも含めて歌なんかも即興で歌ってみました。荒井さんの絵をじっと見て、そこからことばが出てくれば歌ってみようと思って、終わりに近づいた頃に絵からことばを拾いました。それが嘘か本当かは分からないけど、そこにあのことばたちが落ちていました。ワシが感じたことばです。

観ていて下さった方たちにも、また学校の先生方にも大変お褒めのお言葉を沢山頂き、嬉しいと共にホッとしました。
荒井さんもめちゃくちゃ音楽を聴いてくれてました。「あそことあそこ…」と、かなり的確にご指摘頂いてびっくりしました。描いてる最中にそれを覚えることができるなんて。3時間もの長時間で…。
「めちゃくちゃ良かったよー!」と言って頂いて光栄でした。

今回は学生の方、総勢9名の方たちともご一緒させて頂きました。3名3組に分かれてのペイント。学生の方たちのペイントも素晴らしかったです。「一緒に同時に同じところに描く」ということがどれだけ大変かは、絵を描けないワシには及びつかない領域だろうけど、きっとそれはとても大変なことだと感じました。またそれが表れていたから、学生の方たちの絵もおもしろかったです。


商品や広告ではないので、完成した荒井さんと学生たちの絵をこの場に載せることはしませんが、開始前の荒井さんの背中だけ。



終わった後は打ち上げへ連れて行って頂きました。たらふく呑ませて頂きました。ごちそうさまでした。楽しい話や為になる話、アホな話、変な歌、沢山でお腹いっぱいになりました。


ギターに荒井良二さんと、ご来場下さった画家の植田真さんのサインを頂きました。
『音楽の魔法と不思議なごはんパーティー』で松本敏将さんにもサインを頂き、自分の尊敬する大好きな人たちの印が勲章のように輝いています。これからどんどん増えていくようにしていきたいです。


植田真さんと音楽の話で盛り上がりました。即興感がものすごくリンクしていて、ワシが出す音のタイミングとかを凄く理解して下さりました。いつか一緒に音楽しますよ。楽しみです。 


荒井良二さん、大阪デザイナー専門学校の石川武志先生、学生の皆様、学校関係者の方々、長時間観て聴いて下さった皆様、どうもありがとうございました。
自分自身楽しんで演奏できました。


でも、きっと誰もワシがブルースハープで今回のテーマであった「50」に関するいろいろなことを、ディジュリドゥを吹くが如く、ボコーダーのようにごにょごにょと何か呟いていた内容は気づいていないと思います。バレてなかったらいいなぁと思います。